慶應通信勉強法

                                                                                                     慶應通信での経済学部の学習法を中心に紹介していきます。

 

 

学習の順序について


経済学の一番の基礎は、ミクロ経済学にあり、その次にマクロ経済学にあると言われています。
そのため、まず最初にミクロ経済学の初級クラスの本を読み、その次にマクロ経済学の初級の本を読めば、経済学の基礎は付けることができると思います。ミクロマクロの初級の本を読めば、総合教育科目の経済学、専門教育科目の国民所得論の科目試験やレポートに太刀打ちできる学力を付けることができると思います。なおミクロマクロの初級の本は高度な数学を使わずに書かれていますが、それでも分からない場合、数学の基礎学力が不足している可能性があります。その場合、高校数学を復習してから、本を読み直すと躓かずに理解できると思います。その次に、経済学を理解するための数学力を付けるために高校数学、微積分学を勉強しましょう。高校数学、微積分学を勉強すれば、総合教育科目の数学(基礎)、数学(微分・積分)に対する学力を付けることができます。また、普通課程では、第二年度の配本に入らないと、数学(基礎)、数学(微分・積分)の科目を取ることができませんが、微積分学は経済学で一番主要な分析ツールになるので、ミクロマクロの初級の本を第一年度内で終わらせて、余裕があるなら高校数学や微積分学の参考書をやっておいても損はないと思います。微積分学が終わったら、次は経済数学の本を参照しつつ、中級のミクロ経済学の本を読みましょう。中級のミクロ経済学の本が終われば、経済原論、経済政策学のテキストのレベルに追いつけると思います。また、経済数学の本が終われば、上級マクロ経済学になんとか太刀打ち出来るようになっていると思います。卒論でマクロ経済学をやりたい人はぜひ上級マクロ経済学を勉強しましょう。上級マクロが分かれば、難易度が高い経済変動論のテキストも理解できるようになります。また、中級の計量経済学では、線型代数を頻繁に使用します。卒論で計量経済学を使って分析をしたい人は統計学だけではなく、線型代数の知識も固めておく必要があります。産業組織論、制度の経済学、金融論、国際経済学の一部の理論にはゲーム理論を使用するものがあります。慶應通信にはゲーム理論の科目は開講されていませんが、卒論で上記の科目をテーマにする場合、ゲーム理論を勉強する必要があります。


英語編
ミクロ経済学編
マクロ経済学編
数学・経済数学編
統計学編
計量経済学編
ゲーム理論編

行動経済学 実験経済学 神経経済学編

 

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