マクロ経済学編
初級

中谷 入門マクロ経済学 自分はこれを使用したが分かりやすさではマンキュー の方が上らしい。 ただし、マンキューと違うのはマクロ経済学による日本経済の分析がある点か。
上級
上級マクロ経済学
個人的には前半の経済成長理論の部分が好き マクロ経済学はミクロ経済学と違い、中級をやる必要はなく、チャンの経済数学とチャンの動学をやれば動学に進んでよい また、ミクロ経済学の上級は中級の理論を厳密化するのが中心だから、卒論には使えないが、マクロ経済学の上級は、 初級とは全く内容が異なり、内容も理論も実証も扱っているので、卒論でマクロをやる人は上級までやることをおすすめする。
Alan J. Auerbach, Laurence J. Kotlikoff “Dynamic Fiscal Policy”
洋書だがマクロ経済学の面で財政政策・社会保障を卒論のテーマにしたいなら、ぜひ読んでおきたい名書。
実際のデータや事例を使って動学マクロを解説しているので、非常に実証的、実践的だし、理論の説明も非常に分かりやすい。
小黒マクロを読む場合は、その前に読んでおいた方がいい本。
絶版だが、なんと著者がネットで公開しているので無料で読むことができる。
http://www.kotlikoff.net/content/dynamic-fiscal-policy  
また、ローマーより上のレベルでさらに実証的なものには加藤マクロ小黒マクロ がある。 加藤マクロはニューケインジアンによる金融政策を中心に、小黒マクロはマクロ経済学による社会保障、財政問題の分析を中心としている ただし、両者ともMatlabが使える環境にあることが前提にある。Matlabは大学のITCを申し込めば、大学のパソコンで使用することができる。
※レベルとしては、初級が総合科目経済学、国民所得論、経済原論、金融論、ローマーが経済変動論と同じぐらいのレベル

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